この時期畑に現れる不思議な現象。
すべて凍っているかと思うと、実は薄い氷があるだけで、中にあるのは大きな空洞。

畝間に溜まった水は、夜間の放射冷却によって冷たい空気に触れている表面から凍り始めます。
ただ、まだ凍っていない液体の水は、土の中に吸収されることで凍った部分を残して、空気の層を作りこのような形を残します。
この氷の厚さは、放射冷却の強さと土の吸水性のバロメーター。
薄氷であればあるほど、排水性の高い、隙間のある土だということが分かります。
そしてそれは土の中でも…

空気と触れている表面の土は凍ってしまっても、気相が多かったり、微生物活動が活発だったりすると
「地温」が高まることで凍りにくくなります。
この圃場は団粒構造はまだまだでも、野菜や雑草の根が気相を作り土中深くまでガチガチに凍ることはありません。
氷は土づくりの進捗状況を教えてくれる優れた指針です。
いずれは凍らない土づくり!