とても難しいと言われていることに挑戦しています。
「二年で田んぼを立派な畑に変える」
この課題は、ドリーム和田が今後規模を拡大するにあたって必要な命題です。
高齢化とか担い手不足とかではなく、
健康に育った野菜をより安く提供し、より多くのお客さんに食べてもらうことができるからです。
農業をしているといつも思います。
一人の最高の指導者が、土づくりから栽培を指南することができれば、最小限の人数で、最短で、これまでとはくらべられない以上の収量、品質のものができるんではないかと。
品質、栄養価の高いものが今より低価格でスーパーで手に入り、それが食卓に並ぶ時代を想像するとワクワクしてきませんか。
私たちが目指すところとは
農薬、肥料の量を限りなく抑え
野菜が健康に育ち
草取りの必要がなく
生産性が高い
そんな畑を作ることです。
これまでホームページで発信してきた土づくりがその核であり、農業が最も投資すべきポイントであると考えます。
バックホーで圃場を掘り返してみたり
有機物として堆肥を層のように惜しみなく入れたり
根が土を耕し、茂った葉が日光から土を守るよう緑肥を撒いたり
菌の塊を投げ入れてみたり
1年の間にできることは意外と多いです。
それを繰り返し2年。
一つ一つの作業をちょっと大げさにやればできないこともないんじゃないでしょうか。
今日はその一歩目。
水田用長靴でしか入れない畑(まだ田んぼ)に
溝を切るということ。
明渠と呼ばれる畑の中の用水路のようなものを作って圃場の水を出し切ります。
出口まで水を流すことができるだけでなく、たくさん溝をつければ日光に当たる土の表面積が増え乾きやすくなります。
まずは春、どれだけ畑に近づけるか。
まもなくホームページ開設してから一年になります。