• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    いつもいつもすみませんが天気の話から始めさせてください。

    4月並みの気温といわれますが、正直あまりピンと来ていない…

    確かに気温は20度以上。

    作業していると汗をかいてしまって服装間違えた感はありますが、やっぱり畑の様子が2月。

    畝間の水が乾ききらず堆肥を撒けばご覧の通り。

    この状態でも実は大丈夫!

    というわけもなく、水田の後にネギは最悪の相性だなと勉強になりました。

    直射日光がきついハウスの中では、昨日水をあげたばかりの苗の培土がすぐ乾きます。

    苗箱を持ってみても下に若干の水の気配を感じるくらい。

    ただ、土が乾いたから水をあげるというのは、大切に育てているようで少し違うのかなと考え始めています。

    水に対する渇望、栄養に対する飢餓というのは自然界では当然のことです。

    もしそれが若い時に人工的に不自然なほど満たされていて、

    畑に行けばワイルドな野生という環境にさらされる。

    そのギャップはどんな生物にとっても無理が生じるように感じます。

    もちろん栽培という行為自体、自然でないとは思いますが、

    「水やらなくたって全然枯れないもん!」

    植物という生命を過小評価しないこと。

    植物にとってほかにあるかもしれない重大なストレスを見極めることが農業の急務です。

    聖籠にある名前のいかつい厳かな場所にやってきました。

    これから数年後の栽培のステータスになりそうな方式のハウスを見学。

    他の法人さんとの交流もできて刺激の多い研修でした。

    それにしても今日はどこへ行っても蒸し暑い。