風速10m。
雨や雪がしとしと降るくらいなら外で作業ということもあるのですが、それに風が加わると途端に破壊力を持つのがこの時期の雪。
センターの中にも隙間風ならぬ隙間雪が忍び寄り、逃げ道をふさがれています。
外に出たらズタズタになりそうなのでこんな日はハウスの中でネギを播種の続きを。
こちらが培土の材料。
通常の培土(左側明るい土)にプラスして、きのこの培地(右側暗い土)を発酵させたものを加えます。
培土のコストを抑えるだけでなく、発根促進や、肥料濃度の緩和、また圃場に近い環境で育てることで定植時のストレスを抑えられるのではないかと考えています。
※チェーンポットに堆肥等の使用は推奨されていません。昨年の試験で影響のない割合や時期を考慮して使用しています。
混ぜ合わせて一体化。
これをチェーンポットという苗箱に詰め込んで、あとは土に水分をしっかり含ませていきます。
面白いように吸って離さないのがこの培土の特徴。
苗箱一枚といえどかなり重い!苗運びは重労働決定…
しかれどもこの重量感がいい苗を作る秘訣。
苗にとって環境が安定している。
苗箱という環境は自然界に存在しない薄く狭い環境なので、急に乾くし急に湿る。
急に乾いてしまえば根が傷み、傷んだ根に一度に水を与えれば腐ってしまう。
その環境を改善しようと出した答えが今の苗づくりです。
とはいえまだまだ進化していくんだろうなと考えております。
ハウス野菜の途中経過。
レタスっぽさが出てきましたが、ちゃんとレタスになれるのか。
頼むぞ暖冬。