• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    急に寒くなってきました(今年で何回目)。

    寒くなってくると「温かい食事」「カロリーの高い食事」「塩味の強い食事」が食べたくなるのはこれらが代謝を高める食事だからです。

    体温を一定に保つ恒常性維持機能がしっかり働いてくれています。

    そんな季節の変わり目を支えるピッタリな野菜。「里芋」

    栄養価も満足感も高い野菜です。

    食品成分データーベースによると

    食品成分


































    単位%kcalggggggmgmgmgmgmgg
    いも及びでん粉類/<いも類>/(さといも類)/さといも/球茎/生155384.11.50.113.11.2064010190.30.15
    検索結果表示 (mext.go.jp)

    特筆すべきはカリウムの多さ。

    カリウムは電解質として細胞内外の電位差を調節し、それに付随して起こる電気信号を神経や筋肉に伝達するという中枢を担っています。

    さらにナトリウムとカリウムは拮抗し、塩気の多い食事のバランスを保ちます。

    もちろん塩(ナトリウム)は代謝を上げ、胃酸の生産、食欲を高めたり、様々なホルモンに関わるので十分にとることが大切です。

    塩味を感じる舌には摂りすぎを防ぐ強いフィードバック作用があるので基本的には

    “salt to taste”

    「おいしいと感じる塩気が適正量」

    の原則ですが、何事もバランスが大事。

    カリウムとナトリウムがそれぞれの役割をになって私たちは活動できているのです。

    カリが多いということは肥料にもなるということ。

    (米ぬかのほうが窒素、カリは多いが、里芋は窒素に比べてカリが多いので単肥的に使用できそう)