有機物を発酵などによる分解で肥料化したものをぼかしといいます。
海外でも「ぼかし」は「BOKASHI」。
農業の中でもアンダーカルチャーな用語ではありますが、実は世界中に知られているということで「MANGA」と「SUSHI」に肩を並べる勢いであります。
ドリーム和田でも一昨年からぼかしを冬のうちに作っていて、今年も少し作ってみました。
材料は
米ぬか
菌体培養液(作り方は後日紹介します)
の2点セット。
これを少量の水と混ぜて袋に詰めて空気を抜いて縛って数週間放置。で完成。
本来これだけだと肥効に期待できないので油粕などのその他有機物を混ぜるのが一般的。
ですがドリーム和田ではぼかしはNPKの肥料としてではなく、土壌改良の起爆剤として使用します。
菌体培養液を米ぬかでさらに培養して、それを圃場にうっすらと撒いていきます。
菌は「エサ」が大事とも言われますが、「エサ」と「数」の両面で土壌改良できたらベスト。
もちろん圃場にはたっぷりとエサのご用意がございます。