• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    肥沃度が高い土地のことを肥え地。低い土地のことを痩せ地。と呼びます。

    肥沃度とは何を指すのか曖昧で、地力とも言い換えられそうですが、定義づけがなされているのかあまり勝手なことは言えないので帰納的に考えてみます。

    痩せ地で育つ代表格が「サツマイモ」

    肥え地で育てるとつるボケするということは家庭菜園でもよく言われていることです。

    その対処法として肥料を入れないということで、「肥沃度=肥料要素」に近しい考え方だと分かります。

    全国的にも肥料分がすぐ抜けるような砂地でさつまいもが育てられる傾向だというのもこの仮定を裏付けています。

    粘土質が肥沃度が高く、砂質が肥沃度が低いということでしょうか。

    ここで疑問になるのが

    CN比の高い有機物をふんだんに入れて相対的に肥料要素が少なくなった圃場は何と呼ぶのか。

    有機物を入れるたびに肥料が薄まっていく。有機物を入れるたびに微生物が肥料を奪っていく。

    間違いなく痩せ地。

    経験的にはどんどん肥沃になっている気がします。