• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    育苗も折り返し地点に達し、管理に手間がかからなくなってきた。

    これからは育苗培土の残肥が気になるところ。

    流れ出る肥料を少なくするためと、苔や病害の発生を防ぐために水やりの回数を最低限にしているけれど、そもそも育苗時に必要な養分とは何だろう。育苗培土になくて、圃場の土にあるものは何か。

    主なネギ培土の成分は窒素・リン酸・カリウムなどの肥料成分のほかに、ピートモスなどの有機物、赤玉土、バーミキュライトなどの無機質土・粘土鉱物。

    有機物や粘土鉱物の肥効は小さいだろうから、三大要素しかないことになる。

    亜鉛や銅による免疫向上は期待できないし、マグネシウムや鉄による光合成の効率化は最小限になる。

    微量要素を入れることによる育苗の改善は大きいだろう。