ドリーム和田の長ネギの栽培は
雪の溶け切らない1月から。
土を詰め、種を落とした苗箱は500枚におよび、ビニールハウスの中で丁寧に、かつ甘やかしすぎないように育てられます。
季節が圃場を準備します。
前年の秋に有機物をたくさん与えた圃場。厚い雪の下で発酵し、春にかけて小さな生き物たちが土を完成させます。
牛糞や鶏糞は使わない。それは植物だけを肥やしてしまうから。
土を育てたい。
新潟にはそういう資材が山ほどある。
定植の時。
最適な天候、最適なタイミングで、最適な苗を下ろします。
根が土に活着するとダイナミックに成長し始めます。
土寄せという作業を繰り返し、長ネギの葉鞘という部分を土に隠していきます。
この作業をすることで日の当たらなくなった部分は光合成が抑えられ、白くなっていきます。
梅雨の頃から雑草との闘い。
草に負けないようにネギとネギの間の草を従業員が一つ一つ手で取っていきます。
土寄せ、草取り、この繰り返しは10月まで。
ネギ農家の生業。
長ネギの旬。冬。
雪囲いをして、強風や積雪をやり過ごし、春まで長ネギを守ります。
厳しい四季にも負けじと耐え抜き
収穫にたどりついた長ネギは、
ほどよい辛みと、豊かな風味。焼けばとろりとした強い甘みを備え、
そしてエネルギーに溢れています。
ぜひ手に取って食べて見てください。
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