【概要】
ビタミンが豊富な資材として米ぬかが挙げられる。
さらに米ぬかを嫌気環境下で発酵させることによって、乳酸菌や酵母の代謝を通じてグルコースやアミノ酸、脂肪酸などからビタミンを生産することができる。
また、嫌気環境下は「閉じた系」であり、米ぬかに含まれる肥料成分はそのまま保存され、即効性のある肥料として利用できる。
【方法】
ネギ圃場3aに足して米ぬか発酵資材を散布・硫安施用区(対照区)と比較した。
(ダンポール左)米ぬか発酵資材 、(ダンポール右)対照区
(上)対照区 (下)米ぬか発酵資材
【結果】
施用区と対照区では、窒素施用量に倍程度の差があるが、収穫まで生育停滞などが生じなかった。