稲刈りが終わってようやく一か月。
この一か月ですくすくと育ったそら豆の苗。
今日はその定植作業をしていきます。

そら豆は、気温が低くなる12月くらいまでじっくりと成長しながら、1月、2月は雪の下。
寒さにも雪の重さにも負けず、春を迎えるわけですが、みんなが春を迎えられるわけではないのが事実。
植物の多くは、まだ小さい頃にはストレスや環境耐性がありますが、葉が大きくなり、実をつけるころほどデリケートになっていきます。
そら豆も例外ではなく、小さい頃の冷たさはへっちゃらですが、大きい状態で冬を迎えてしまうと、甚大なストレスになってしまうということです。
植物の生態を考慮に入れると、冬までに大きくならないように播種時期をいろいろ変えてみる必要があります。

左からおおよそ1週間に一度のペースで種を撒き、今の生育状況。
昨年は一か月おきに2段階で播きましたが、今年は4段階。
気候が目まぐるしく変わるこのご時世。
マニュアル通りの作り方が今でも適しているのか、実験してよく観察です。