「こしいぶき」3/30播種
毎年同じような画角の苗写真しかとっていないような気がしますが、高温のハウスとその奥までの細道を歩く苦労を考えるとどうしてもこうなってしまいます。
一週間前は芽が出て床土の茶色も見えていたのにあっと言う間にひとまわり成長して緑一面。
育苗プールには水が行き渡り、目には涼しげな納涼感があります。
耕うんされていない田もどんどん少なくなり、田植え前の束の間の余裕が見え隠れしてきた頃。
勢いを止めずに、やれることを一つでも多くやっていきます。
「ドローン」もその一つ。
まずは薬剤の散布があるのですが、丁寧に撒けるよう数日に一度は練習。
使い終わったバッテリーも発電機からの給電によって、急速充電。
ひとまわりして回復したバッテリーを使えば、無限に練習。
ただドローンは危険がつきまとう作業なので、数バッテリーに一回休憩して安全第一で作業します。
そして今年から行う「可変施肥」
過去10年にわたるデータから、田んぼの「地力」を可視化。
濃い緑のところは地力が高いので肥料は少なく
薄い緑のところは地力が低いので肥料を多く
という肥料の出方を、田植え機にインプットし自動で調整してくれるというもの。
肥料の節約や、収量の安定、品質も向上できるスマート農業の一角を担う非常にインテリなシステムです。
その実力はいかに…