米の催芽機。
上についているロボットアームみたいな物は、実はシャワーヘッド。
そこから出る水で満たされた催芽機の中は、人が入るにはぬるすぎるお風呂くらいの温度に。
それでも米にとっては温かいみたいで、そこで一晩過ごした米の種は、暖かさを「春の合図」として一斉に芽を出します。
そのままつけておくと芽が伸び放題になってしまうので、冷やしたり、また暖かくしたり、調整するのが熟練の技。
催芽機から脱水されたお米の種はただいま乾燥中。
外気よりも高い温度のハウスに、薄く並べて、太陽の力で乾かしています。
今日は雲が厚く、風も冷たい、あいにくの天気。
表面が乾いたら、ひっくり返して、乾いたらひっくり返しての繰り返し。
丁寧に乾かすことで、次の作業がスムーズになります。
「畔塗」
田んぼもまだまだ準備中。