• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    降り続く雨に雪が混ざり、静かな冬の訪れを感じます。

    ライスセンターの気温も間もなく氷点の世界。

    感覚のない指先で今日も野菜の作業です。

    晴れていれば一気に収穫していた長ネギも、晴れが貴重な今では多少の雨だったら取りにいこうという心持ち。

    動いているのに、どんどん冷たくなる体…

    新潟の冬は手ごわいです。

    そんな険しい天気の中、この低温が大事になる野菜があります。

    それが「そら豆」。

    そら豆は寒さにさらされることで「花芽分化(かがぶんか)」しやすくなります。

    花芽分化とは茎・枝の先端が花になる準備をすることで、低温にさらされることで促進。

    そら豆の花は”さや”のもと。

    花がたくさんつくほど、さやもたくさんつくようになります。

    雪の下でじっとしているようで、すでに春の準備をしているなんてかなりの優等生です。

    ただ霜には弱いので、ワリフが飛ばされていないか、頻繁にチェックしていきます。