• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    様々な作物の冬支度が住んでいる中、今日はそら豆の防寒対策。

    日中の気温はまだ二ケタを下回らないものの、夜の最低気温は一ケタ。3℃なんて日も。

    この時期になると、心配になるのがそら豆の凍霜(とうそう)害。

    気温が3℃を下回る夜は、放射冷却によって地表面の温度は0℃以下に。

    作物の表面についた水滴が凍り始め、うっすらと白くなります。

    そんな日が続くと、低温障害となって作物に障害をきたします。

    そら豆では葉が焦げたように黒くなります。

    その対策として行うのが、「ワリフ掛け」。

    まずはダンポールというしなる支柱を使って骨組みづくり。

    それから「ワリフ」と呼ばれる不織布を使って地表面から逃げる熱をブロックし、日中は冷たい風を緩和します。

    そして今年は畝間の水はけがやたら良い!

    この時期はいつもぬかるみの中の作業でしたが、普段の排水対策が今になって効果を表してきたようです。

    まだ霜注意報は出ていないようですが、事前対策はバッチリです。