ちょうど真上に梅雨前線が鎮座し始めた和田。
晴れ間を見て草取りでもしようかという意気込みもむなしく、雨足は一瞬で強まり30分でセンターに引き返す羽目に。
今日はおとなしく屋根の下、ビニールハウスで作業です。
「脇芽掻き」
トマトの脇芽を取り除く作業。
主枝と側枝の間から斜め45度くらいの角度で出てくる脇芽は、主枝の栄養を奪ってしまう存在。
放置すれば脇芽も主枝の様に伸びていってわんさか茂ってしまうので一段一段丁寧に取り除きます。
この作業の最中耳に入るのは雨の音だけ。
会話はあきらめ、目の前のトマトに集中です。
トマトの実も大粒。
ブドウの房のように鈴なりでこれからだんだんと色づき始めます。
ビニールハウスに打ち付ける大粒の雨音に恐怖心を抱きながら、少し雨が弱くなったところで畑の様子を歩いて確認していくと
長ネギはコーヒー牛乳色のプールに浸っていました。
排水口からゴーゴーとながれる雨水。
明渠や暗渠、縦穴排水でいかに早く水を出せるか。
露地栽培の命運はそこにかかっています。