農業を始めて3年目になりますが、まだまだ分からないことがある「米作り」一緒に勉強をしていきましょう!
催芽機。
催芽とは「芽出し」のこと。
お米の種である種もみを袋に小分けした状態で温度管理ができるプールにつけることで一斉に発芽させます。
催芽機のシャワーヘッドも酸素を供給するいい役割を担っています。
均質に発芽することで育苗の際に生育ムラを抑えて良質な苗を作ることができます。
31.5度。
人が入るにはぬるすぎるくらいが米にとっての適温ということです。
催芽が終わった種もみは濡れているので脱水。
そして手作業による乾燥の段階に入ります。
場所はビニールハウスの中。
カーペットの上に脱水した種もみをレーキを使ってうすーく広げ、日光の力で乾燥させていきます。
ところが今日はあいにくの曇り空。
ぼやけた太陽が見え隠れするような天気でしたので、今日では乾燥せず。
明日の午後には天気が回復すると思うので広げた種籾の回収作業はお預けです。
香ばしい香りのするような色。
すでにおいしそうです。
ところ変わって畑へ移動。
現在畑に植わっている野菜はそら豆だけ。
ワリフをとって思う存分日光を浴びれるようになったそら豆はこの数日でも急成長。
横っ風にあおられながらも、だんだんと暖かくなる春の畑の景観を独り占めしています。
このまま上へ上へと、ボリューム満点の株に育ってくれることを期待しています。