前回はミニチンゲンサイ、オータムポエムを紹介したので
今回は中葉春菊、グリーンリーフ、レッドファルダーの途中経過。
定植時期はミニチンゲンサイとオータムポエムと一緒のはずが成長スピードはゆっくり。
これについて少し気づいたことが、
ミニチンゲンサイとオータムポエムはアブラナ科。
春菊とグリーンリーフやレッドファルダーなどのレタスはキク科。
分類としての違いがありました。
キク科だからゆっくりと成長するわけというわけではありませんが…
(ひまわりもキク科。C₃植物ながらC₄回路レベルの光合成速度で緑肥として利用できるほど成長が早い。)
キク科は系統樹的には最も新しい分類でシダやソテツのような原始的な植物との対極にある存在です。
キク科植物が持っている「根から過酸化水素を放出する」という性能。
強力な酸化反応「フェントン反応」を起こして根圏を殺菌したり、硬い材質を分解することができるのです!
KAKEN — 研究課題をさがす | H2O2高分泌植物と樹木有機物-鉄新錯体との根圏フェントン反応による農地環境修復 (KAKENHI-PROJECT-21K05869) (nii.ac.jp)
この凄さはいずれ収穫後のコンテナの中を見れば見えてくるかも。
それまでは大事に水やりしておきます。
今日はサポステとして来てくれた方の最終日。
昨年の夏から約5か月間。従業員と一緒に農作業を頑張ってもらいました。
本日最後の作業。
長ねぎを播種する姿も板についています。
今日までの作業が将来何の役に立つかは分かりませんが、ちょっとした思い出になってくれればそれだけで幸いです。
お疲れ様でした!
ネギ束贈呈。