粘土質でスコップが刺さらないほど固く締まった圃場がある。
今年は作付けが難しいと感じ、土づくりとして昨年の秋からC/N比が高い有機物を4~5t/反ほど投入している。
この圃場で起きていることが
小型のミミズ(幼体)の領域拡大と
モグラやネズミなどがつけたと思われる複数の穴の発見。
ミミズは土とともに微生物を食べているというけれど、この圃場では有機物にまとわりついた菌糸を食べて短期間に増殖した。そのミミズを求めて小動物がやってきて巣穴ができる。
自然の復元力は土の通気性を上げる方向に働いていた。
土づくりは土に空気をいれることから始めたい。