耕起してもゴロゴロの土塊にしかならない所に昨年の11月、緑肥としてイネ科のライ麦とマメ科のヘアリーベッチを撒いてみた。
今週の陽気によって勢いを増してきたので、根の様子を見てみる。
張り巡らされた細いひげ根が土を細かくほぐしている。
根がつかんだ土はなかなか落とせない。
株を掘り上げた場所。
土壌の物理性が改善されている。
これを可能にするライ麦の特性として
The entire root system of a single rye plant consisted of 13,815,672 branches, with a total length of 622 km, a surface area of 401 m2, and a total root hair length of 11,000 km.
THE ROOT SYSTEM – https://www.rye-sus.eu
ライムギ1株の根は1400万本に枝分かれ、その全長は622km。根毛を含めると11000kmにもなる。
ほかの作物の根の全長が分からないけれど、ライ麦の根の長さは有名な話だそう。
イネ科の緑肥は効果が表れやすそう。