• 新潟市江南区にあるお米と野菜の会社

    【方法】

    ネギ栽培期間中に濃度の異なるNiacinamideを散布し、生育を調べる。

    6/4から8/13の期間、7日から14日に一度、Niacinamideの濃度を変えて散布した。

    [左]1000ppm(1000倍) [中央]100ppm(10000倍)[右]0ppm(対照区)

    [左]1000ppm(1000倍) [中央]100ppm(10000倍) [右] 0ppm(対照区)

    【結果】

    グラフ】

    ・「根の重さ」は根盤部を切り、ふるいにかけて土をなるべく取り除いた重さ

    ・「葉身の重さ」は全体から根盤部を除いた重さ

    ・「根/全体重」は根の重さ/(根の重さ+葉身の重さ)

    ・「葉残り重」は5枚以上葉が残存するネギの割合

    100ppm区では対照区と比較して根の重量が増加し、葉身の重さが減少した。

    さらに、収穫時の5枚以上葉が残存する割合が一番大きくなった。

    これはNiacinamideによる光合成効率の上昇。また徒長抑制によるものであると考えられる。

    1000ppmでは、対照区と比較して根の重量、葉身の重さ、葉の残存割合が一番小さくなったことから、ネギに対する施用量として過剰であったことが考えられる。